湾岸危機から30年 中東秩序、担い手不在 米の圧倒的優位に陰り

2020/8/4付
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日本経済新聞 朝刊
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【ドバイ=岐部秀光】1990年8月2日にイラクがクウェートに侵攻し世界に衝撃をあたえてから30年となる。当時の米国が世界にみせつけた圧倒的な軍事力や影響力はいまや陰り、中東の安全保障をめぐる景色は様変わりした。

クウェート侵攻を受けて国連の安全保障理事会は武力行使を認めた。冷戦期には世界各地で米国との代理戦争を繰り広げたソ連も賛成に回った。91年1月、米軍率いる多国籍軍はイラクに対する攻撃に踏み…

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