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志村ふくみ『ちよう、はたり』無二の文体 若松英輔

道を照らす光と色の訪れ

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書名になっている『ちよう、はたり』(ちくま文庫)は、あるとき、作者が耳にした彼方(かなた)の世界からの音だったらしい。

   ふと人は遠い昔を思い浮べることがある。自分の生れていない遠い世のことまで。
   かすかな機(はた)の音と、近づく春の雨音をききながら、その奥に、「ちよう、はたり」「ちよう、はたり」という音を聞いたような気がした。

「ちょう はたり」と読む。ここに記されているのは何かの比喩...

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