景気底入れ・浮揚は 感染抑止・経済両立カギに
「5月が谷」の見方/流行再燃に不安
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日本の景気は2018年11月から後退局面に入り、足元は新型コロナウイルス禍の追い打ちで内外需とも総崩れの状態になっている。7月後半にかけて国内の感染者は再び急増し、先行きの不透明感も強い。景気の底入れと浮揚には、感染抑止と経済活動の両立がカギを握る。(1面参照)
景気の転換点となった18年秋はちょうど米国と中国の貿易戦争が激しくなった時期にあたる。国内総生産(GDP)規模でも、日本の貿易相手として...
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