物価上昇、体感は2倍
食品など「よく買うもの」5%高 家計負担が数字以上に
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消費者が体感するインフレが加速している。総務省が24日発表した5月の物価上昇率は前年同月比2.5%だった。資源高などで2カ月連続で2%を超えた。内訳を分析すると、よく買うものほど価格高騰が鮮明だ。ガソリンや食品など月1回以上は買う品目は上昇率が5.0%と全体の倍に達する。物価高は統計の見た目以上に家計の重荷となっている可能性がある。(関連記事総合4面に)
物価上昇率は4月に全体で2.5%、変動の...