<FT特約>G20支援の債務 猶予で格下げ
ムーディーズ、国連と対立
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米格付け会社ムーディーズが国連と対立している。この数週間で5カ国の格付けを引き下げる方向で見直すとしたことが発端だ。
同社は、20カ国・地域(G20)が主導する債務返済の猶予措置は民間債権者にリスクをもたらすとしている。格下げの検討に動いたのは、エチオピア、パキスタン、カメルーン、セネガル、コートジボワールの5カ国。いずれもG20が合意した返済猶予措置の適用を申請している。猶予措置は、G20とパリ...
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