判決、後続裁判に影響
集団訴訟30件係争中
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東京電力福島第1原子力発電所事故を巡っては約30件の集団訴訟が続いており、後続の関連訴訟への影響は大きい。
元東京高裁判事の升田純弁護士は「最高裁判断が示され、国家賠償を求めた同種訴訟は事実上、この枠組みに基づいて判断されることになる」と指摘。その上で「自然災害が関係するそのほかの賠償責任を巡る訴訟でも、参照されうる判決と言えるだろう」と話す。
集団訴訟とは別に7月には、東京電力の株主らが勝俣恒...
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