ワクチン開発加速 WHOの有効性目安「50%」
企業、年内実用化も視野 効能との両立課題
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新型コロナウイルス向けのワクチン開発が世界で加速している。英製薬大手のアストラゼネカ(AZ)は20日、初期の臨床試験(治験)で強い免疫反応を引き出したと発表した。米国や中国企業なども独自のワクチンの治験を進める。各社とも年内の実用化を視野に入れるが、有効性が低い可能性もあり、供給への課題は残る。
「日本へのワクチン供給で、1億回分を念頭に政府と交渉している」。20日、AZのパスカル・ソリオ最高経...
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