報酬・役員に厳しい目　株主総会2022

2月期決算企業の定時株主総会の議決結果が出そろい、少数株主の利益を害しかねない議案に機関投資家などが反対票を投じる傾向が鮮明だった。大株主や監査契約を結ぶ監査法人出身者が役員になる議案や、退職慰労金贈呈に関する議案に2～3割の反対票が集まる。公益財団法人支援のため、自社株を1株1円で割り当てるイオンの会社議案では、反対票が広がり否決まで約3ポイント差に迫った。

ベルシステム24ホールディングスの...