強まる対中人権監視
米、強制労働抑止へ法整備着々
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中国が香港への統制を強める「香港国家安全維持法」を制定したのを受け、米国などは人権監視を強める見通しだ。ウイグル族への弾圧に対しては既に手を打ち始めている。人権監視は中国だけを標的にするものではなく、日本企業も調達先などで対応を問われかねない。
香港国家安全維持法について、欧米各国は香港の高度な自治を認める「一国二制度」を骨抜きにするとみて、中国への批判を強めている。
香港問題契機に
なかでも米国は着実に法整備を...
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