国の助成終了、負担増も
[有料会員限定]
不妊治療には保険診療や先進医療の対象ではない治療も多い。蔵本ウイメンズクリニック(福岡市)の蔵本武志院長は「難治性や女性の年齢が40歳以上の場合、保険診療以外の高度な治療が必要になりやすい」と指摘する。保険診療でも先進医療でもない治療を取り入れると一連の治療費は全額自己負担になる。杉山産婦人科の杉山力一理事長は「先進医療に認められていない着床前診断(流産を防ぐため受精卵の異常を調べる検査)を受け...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り326文字