うたごころは科学する仮名づかいをめぐって 坂井修一

2020/7/5付
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日本経済新聞 朝刊
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本格的に短歌を作るようになると、最初に悩むのが、仮名づかいのことである。旧仮名(歴史的仮名づかい)にするか、それとも新仮名(現代仮名づかい)でいくか。

同じことがらを表すのだから、表記などどうでもいいようなものだが、文字面でみると、そうもいかない。

たとえば、「煌々」という言葉がある。「きらきらひかるさま。ひかりかがやくさま」(広辞苑第七版)を表すオノマトペだ。これを旧仮名で書くと、「くわうくわ…

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