首都直下、死者6100人 都が10年ぶり被害想定
帰宅困難者452万人 耐震化で縮小
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専門家らで構成する東京都の防災会議地震部会(部会長=平田直・東京大学名誉教授)は25日、首都直下地震の新たな被害想定を公表した。被害が最大の「都心南部直下地震」は23区の約6割で震度6強以上に達し、死者は最大6148人、帰宅困難者は452万5949人と想定。タワーマンション増加など、インフラの変化に合わせた被害イメージも示した。
都の想定公表は10年ぶり。前回想定で被害が最大だった「東京湾北部地...