シンガポール首相、台湾問題で中国に自制促す
国際秩序「弱肉強食、強国も益なし」 世界経済「景気後退のリスク高い」
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シンガポールのリー・シェンロン首相は日本経済新聞のインタビューで、ロシアのウクライナ侵攻の教訓が「台湾海峡の問題でも熟考されることを望む」と述べ、中国に自制を促した。世界経済は「景気後退を引き起こすリスクが高い」と警鐘を鳴らした。インタビューの主なやり取りは以下の通り。(1面参照)
――ロシアのウクライナ侵攻によって、民主主義国家と権威主義国家の対立がかつてないほど先鋭化しています。
「大いに心...