コロナ飲み薬、余剰1億人分
3社の今年生産量 使い勝手が足かせ
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新型コロナウイルスの飲み薬の利用が進まず、供給余剰となる懸念が強まっている。英調査会社の分析によると、米ファイザーなど主要3社の飲み薬の2022年の生産予定量は各国の購入量を約1億人分上回る。医療逼迫を防ぐ切り札として期待されたが、処方対象が重症化リスクの高い患者に限られるなど使い勝手の悪さが足かせとなり、購入に慎重な国や地域も多い。
英調査会社エアフィニティによると、ファイザー、米メルク、塩野義製薬
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