IR整備計画、長崎県が国に提出 観光産業再生 認定を期待
「収益見通し過大」 資金確保に懸念根強く
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長崎県は4月下旬、ハウステンボス(同県佐世保市)を予定地とするカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の区域整備計画を国に提出した。県などは人口減対策や新型コロナウイルス禍で疲弊する観光産業の再生への起爆剤として、認定を期待する。一方で計画の実現性や効果への懸念は根強いものがある。
整備計画では約32ヘクタールの敷地にカジノ施設のほか、国際会議・展示場やホテル、ショッピングモールなどを設ける。資金...
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