中国医薬集団、UAEでワクチン治験
対コロナ、実用化急ぐ
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【大連=渡辺伸】中国の国有製薬大手、中国医薬集団(シノファーム)は開発中の新型コロナウイルス向けワクチンで、アラブ首長国連邦(UAE)で第3期の臨床試験を実施する。中国は他国に比べて新規感染者を抑えており、感染者が増えている国外で試験を進める。同ワクチンは世界的に開発競争が激化しており、中国はいち早い実用化を目指す。
シノファーム傘下の中国生物技術がUAEの衛生当局から臨床試験の承認を得たと発表...
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