不要な職場備品 広がる再利用
在宅勤務拡大でオフィス縮小・撤退 個人向け販売や社内で融通
[有料会員限定]
新型コロナウイルス禍での在宅勤務拡大などを受け、オフィスで不要になった椅子などの備品を有効活用する動きが注目されている。個人が割安で買えるようにしたり、企業内で情報交換して必要部署に届けたり――。安易な廃棄を避ける取り組みが広がりそうだ。
千葉県富津市で3月、企業が使っていた品物を近隣住民に提供するイベントが開かれた。オフィス家具などを回収するトライシクル(東京)が自社倉庫で催した。
机やロッカ...