特殊潜水で船内調査へ
海保、民間と契約 引き揚げも準備
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北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、海上保安庁は2日、潜水の特殊な技術を持つ民間事業者と契約し、水深約120メートルに沈んだ観光船「KAZU 1(カズワン)」内の調査を始めると発表した。早ければ今月中旬までに着手する。取り残されている人がいないか確認を急ぎ、船体などの状況を調べ引き揚げの準備も進める。
海保によると、深さに応じた水圧に体を慣らしてから特殊な装備に身を包んで潜る「飽和潜水」という...
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