ウクライナ東部戦線膠着
ゼレンスキー氏、停戦協議終了を示唆
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【ワシントン=坂口幸裕】ロシア軍が戦力を集中させるウクライナ東部ドンバス地方の戦線が膠着状態になりつつある。29~30日、米英の国防当局はウクライナ軍の抵抗に加えて運用や士気低下の問題などを抱え、ロシア軍の進軍が遅れているとの見方を示した。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は停戦協議を打ち切る可能性を示唆した。
米国防総省高官は29日、ドンバス地方の戦闘について「ウクライナの強固な抵抗に直面し...
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