抗炎症薬でコロナ死亡率低下 低価格「デキサメタゾン」
英大が発表
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【ロンドン=佐竹実】英オックスフォード大学は16日、抗炎症薬デキサメタゾンが新型コロナウイルスの重症患者の死亡率を下げる研究結果が出たと発表した。様々な疾患の治療に使われるデキサメタゾンは低価格で手に入りやすい。同大は死亡率低下が確認された薬は初めてとしている。
英国で感染が広がり始めた3月から約6400人を対象に、投与した患者としていない患者を比べた。デキサメタゾンの投与により人工呼吸器が必要...
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