知床観光船事故、行政監査の機能果たせず
設備の故障放置か 社長謝罪「出航判断は間違い」
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北海道・知床半島沖のオホーツク海で観光船が遭難した事故で27日、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長が事故後初めて記者会見し、「大変申し訳ない」と謝罪した。悪天候が予想されていた事故当日の出航については「最終的には私が判断した。今となれば間違っていた」との認識を示した。(関連記事を社会面に)
事故当日の朝、社内の別の船長から「(無線を受けるための)アンテナが外れている」との連絡をうけ、...
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