沖縄復帰50年 データで読む半世紀(3)所得は最下位、「稼ぐ力」弱く
貧困連鎖、ITで解消狙う
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本土復帰後の沖縄にとって、本土との格差是正は最大の目標だ。1人当たりの県民所得はいまだに全国で最も低く、公共事業への依存体質などが目標達成を阻んでいる。観光業の収益力向上に加え、IT(情報技術)など新産業の育成による「稼げる経済構造」への転換が求められる。
25日午前、沖縄市内のオフィスでは女性たちがパソコンと格闘していた。「同じ境遇の仲間と支え合い、前に向かって頑張れている」。ホームページ制作...
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