海の炭素吸収、参入相次ぐ
藻を育て排出枠創出 Jパワー、自社用に16トン分
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海の藻などが二酸化炭素(CO2)を吸収する「ブルーカーボン」に着目する企業が増えている。Jパワーは自社の事業所近海で藻を育成しクレジット(排出枠)創出に乗り出した。商船三井などは藻由来のクレジットをこのほど購入した。ブルーカーボンはCO2吸収量が森林に匹敵するとの試算もあり、脱炭素取引の目玉の一つになる可能性がある。
Jパワーは北九州市内の事業所で造成した藻場でこのほど、約16トン分のクレジット...