捕食能力獲得の過程解明
基生研など、食虫植物のゲノム解読
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自然科学研究機構基礎生物学研究所の長谷部光泰教授とドイツのビュルツブルク大学を中心とする国際共同研究グループは、食虫植物が小動物から栄養を取るしくみを進化させた一端をゲノム(全遺伝情報)の解読で明らかにした。遺伝子が増える「ゲノム重複」が起き、獲物を捕らえたり消化したりする能力を一度に手に入れたという。
モウセンゴケ科のコモウセンゴケ、ハエトリソウ、ムジナモのゲノムを解読した。モウセンゴケ科の祖先...
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