バングラデシュ、コロナで注文取り消し「補償を」
縫製輸出 世界2位 欧州アパレルに外交圧力
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中国に次ぐ世界2位の縫製品輸出国バングラデシュが官民一体となって欧州のアパレル大手各社への圧力を強めている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で衣料の需要が急減し、縫製工場への注文が相次ぎ取り消しや延期となったためだ。同国のハシナ政権は国連や世界の有力人権団体にも働きかけて国際世論を味方につけ、アパレル大手に注文取り消しの見直しや補償を求める戦略だ。
バングラデシュの縫製業界で4月、激震が走った。...
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