岩手大発アイカムス・ラボ、樹脂部品を自動成形
高精度、医療機器など向け 省スペースで設置
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岩手大学発の精密機器メーカー、アイカムス・ラボ(盛岡市)は、医療機器などに使われる高精度な樹脂製部品を自動成形できる装置を開発した。卓上型ロボット技術などを活用したもので、工場の片隅にでも設置できるのが特徴。少量多品種で手間がかかる高精度部品は製造委託先が少ないため、生産現場での内製化需要を開拓する。
高精度樹脂部品の自動成形機は、アイカムス・ラボの子会社が開発した卓上型ロボット「フラミンゴ」な...
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