テレビ向け液晶パネル価格 下げ縮小も
韓国勢が撤退、中国1強に 供給過剰に幕
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テレビ向け大型液晶パネルの供給過剰が終わりを迎えそうだ。中国の生産拡大で採算が悪化し、2020年に韓国メーカーが相次ぎ生産から撤退することを決めたためだ。長く供給過剰が続いたが、21年には需給が締まり、価格の下げ幅が縮小するとの見方が強まっている。同時に中国が6割のシェアを握り、市場の構図は激変する。
米調査会社のディスプレイサプライチェーンコンサルタンツ(DSCC)がテレビ向けパネル(第7世代...