コロナ感染時の在宅介護、困難に
第6波で訪問停止相次ぐ 事業者、休業リスク回避
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新型コロナウイルスの自宅療養者が全国で60万人に迫った「第6波」で、在宅介護が必要な感染者が訪問サービスを受けられない事例が相次いだ。事業者が変異型「オミクロン型」による感染リスクを避けたためだ。サービスを維持した場合も感染対策の費用負担は重い。専門家は自治体の支援や要介護者向けの療養施設の整備を訴える。
「お宅には訪問できない」。埼玉県に住む男性会社員(61)は第6波に入った1月、在宅介護で最...