春秋
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13年前の米ニューヨークで、離陸直後の旅客機がマンハッタンの横を流れる川に不時着する事故があった。鳥の衝突でエンジンが2つとも止まったためだ。近くの空港を目指しても間にあわない――。機長のとっさの判断が乗客乗員、全155人の命を救ったとされる。
▼事故は「ハドソン川の奇跡」という名で映画になった。劇中では俳優が機長を演じたが、最後に本人のコメントが流れる。「155というのは単なる数字だ。しかし一人...
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