中国、危うい「元安カード」 連日の安値設定、米の反発招く恐れ

2020/5/27付
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日本経済新聞 朝刊
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中国人民銀行(中央銀行)が連日で対ドルの基準値を約12年ぶりの安値に設定し、市場で思惑を呼んでいる。米中対立の激化で市場の元売り圧力が強いなか、元安を容認したとの見方だ。昨年は米中貿易戦争のさなかの元安誘導に米国が反発した。中国企業などのドル建て債務が急膨張し、通貨安が予想外の資本流出を招くリスクも潜む。安易な「元安カード」はコロナ危機での新たな波乱材料にもなりかねない。

人民銀は26日、人民元…

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