コメ現物取引へ市場設計、農水省
[有料会員限定]
コメの現物取引市場の創設を話し合う検討会の第4回会合が16日開かれ、農林水産省は市場設計をとりまとめた。現物市場で取引される価格帯や取引量を公表し、コメの価格指標をつくる。ただ、市場開設の時期や開設主体・売買方法など方向性を出していない内容も多く、今後の具体論は曲折がありそうだ。
とりまとめた市場設計では、コメ現物の仲介市場として、農業協同組合(JA)など集荷事業者を主な売り手、コメ卸を主な買い...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り440文字