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一宮に1棟貸し宿泊施設(ピカいち)

サーファー以外も集客

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サーフィンのまちとして知られ、東京五輪で競技会場にもなった千葉県一宮町に2月、新たな宿泊施設が誕生した。賃貸住宅の建築やリフォームなどを手掛ける、ピカいち(一宮町)が町内で4カ所目の1棟貸し施設として設けた。サーファーに限らず、家族やグループでの滞在需要を取り込む。

同社がプライベートステイシリーズと呼ぶ1棟貸しの新施設「AO(アオ)」は1、2階にロフトが付いたメゾネットタイプの建物が敷地内に4棟ある。1棟を2部屋として提供し、1部屋に7人まで泊まれる。従来施設と異なり、壁をよじ登るボルダリングがある部屋や、バルコニーにジャグジーを備えた部屋を用意した。

主にサーファー向けに2021年から1棟貸し切りの簡易宿泊施設を展開し始めたところ稼働率50%強と好調なため、海岸から少し離れた田んぼだった土地にまとめて4棟を整備した。新施設でも玄関に宿泊客が使えるサーフボードを置き、屋外シャワーや玄関そばに浴室を設けるなど、サーフィン好きに配慮する。

ただ、サーフィン客にとどまらず、「新型コロナウイルスで海外旅行にも行きにくい中、環境のいい近場で過ごしたいという需要は高い」と柳田将禎社長はみる。貸し切りのため家族やグループ以外とはほぼ接することがないうえ、事前に示すパスワードによる玄関の開閉など従業員が立ち会わない非接触を徹底する。

調理器具をそろえたキッチンやバーベキューコンロもあり、宿泊客は食材を持ち込んで料理するなど、思い思いに過ごすことができる。近隣の飲食店から料理を届けてもらうケータリングサービスも利用できる。電力は屋上の太陽光パネルで賄う。

宿泊料金は時期によるが1棟が約5万~8万円。農作業体験などのアクティビティーも充実させ、滞在型観光の拠点としてファミリー客やワーケーションといった新たな客層の獲得を狙う。

敷地内にはドッグランやイベント会場として使える芝生の広場があり、将来の建物の増設にも対応できる。柳田社長は「プール付きなど、同様の宿泊施設を今後20棟程度まで増やしたい」と意気込む。

これまで同社は町内でサーファーらの移住や2拠点生活の需要を見込んだ賃貸住宅の建築に力を入れ、不動産投資家への販売を伸ばしていた。宿泊施設の展開も組み合わせることで収益力を強める。

(真鍋正巳)

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