「藻類産業」 宇宙食・衣類に
CO2を吸収、脱炭素でも注目 業界の垣根越え連携拡大
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二酸化炭素(CO2)を吸収し食料や燃料の代替品にもなる「藻」の産業化が加速している。日光と水があれば砂漠などの環境下でも培養可能で、油やたんぱく質を生成できる。藻類由来の製品はCO2の排出量が少なく脱炭素の側面でも注目されている。ENEOSや三井化学などが参画し藻類の産業化を目指すプロジェクトが発足するなど、多業種を巻き込み研究開発が活発化している。
シンガポールに拠点を置くちとせバイオエボリュ...
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