筑波大、大学院を1つに
将来見据え専攻の壁なくす 「多分野に精通」人材育む
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筑波大学は4月から大学院の教育改革を本格的に始めた。従来の研究科や専攻といった組織の壁をなくし、将来は大学院を1つの組織に集約する。大学院生が高い専門性を持ちながら幅広い分野の学修や研究が可能になる。国内の大学では初の取り組み。さまざまな深い専門知識を身に付けたい学生や社会のニーズに対応した改革で、全国の先駆けとなりそうだ。
「大学院は研究科・専攻の壁が厚かった。誰でも、どこでも勉強できるように...