新常態へ適応力試す
制限緩和でも感染抑止優先 「水面下」経済 長期化も コロナ出口は見えるか(1)
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新型コロナウイルスの感染拡大で世界は大恐慌(総合・経済面きょうのことば)以来の危機の淵に立つ。日本は4日、緊急事態宣言の5月末までの延長を決めた。海外では移動制限を緩め出口を探る動きもあるが、経済は当面は以前の水準に届かず「水面下」の低空飛行が続く公算が大きい。医療体制の整備などでウイルスへの耐性を高めつつ活力を取り戻す工夫が要る。ニューノーマル(新常態)への適応力が問われる。
新型コロナの感染...