アビガン月内承認へ患者の追跡調査も
厚労省、審査期間短縮で
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厚生労働省は新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」の5月中の承認をめざし、一定の条件を付けることで承認手続きを短縮する具体策をまとめた。承認後も患者の容体を調査することや、対象患者を限定するといった条件を検討する。企業治験の一部は省略される見通しで、早期承認へ環境を整える。
富士フイルム富山化学が開発したアビガンはもとは新型インフルエンザ治療薬。安倍晋三首相は4日、「5月中の薬事承認を...
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