ウクライナ対応、公明党に重み
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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻への対応で、日本政府は米欧に比べて少しずつ遅れている。いまは外交と国際協調が主眼だが、すぐに物価高など国内の経済対策に焦点は移る。その時、首相官邸主導で機敏に動けるかとなると、はなはだ心もとない。
最大の問題は与党との調整だ。首相は自らが所属する自民党宏池会と源流を同じくする麻生太郎副総裁、かつての「保守本流」の同根派閥の会長である茂木敏充幹事長との連携に重きを...
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