国際教育交流、コロナで危機 留学の意義問い直しを
太田浩 一橋大学教授 「短期」拡大に警鐘/遠隔教育定着の機会
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新型コロナウイルスの感染拡大により大学の国際教育交流が危機に立っている。日米の大学で実務経験がある一橋大学の太田浩教授(比較・国際教育学)に寄稿してもらった。
新型コロナウイルスの感染拡大で大学を巡る状況は一変した。特に、大学の国際教育交流は大きな打撃を受けた。
4月入学の外国人留学生の多くが来日できず、前年度から継続している留学生も春期休暇に帰国し、日本に戻れていないケースが多い。日本人学生も...