元の色に戻る蛍光有機化合物
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■東京大学と横浜市立大学 「形状記憶」の性質を持った蛍光性有機化合物を見つけた。化合物に圧力を加え変形させると蛍光色が変わる。結晶構造が壊れず、時間がたつと元の形状に戻り、色も元に戻る。わずかな圧力でも色が変わるため、センサーなどに応用できる可能性がある。
研究チームは東大の務台俊樹助教や横浜市大の高見沢聡教授ら。紫外線をあてると黄緑色に光る「7―クロロHPIP」と呼ぶ有機化合物を見つ...
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