拭えぬ二番底の恐怖
分散ファンド、目線は債券
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17日の東京株式市場で日経平均株価は前日比607円高まで上昇した。16日に米国が新型コロナウイルスで打撃を受けた経済活動を段階的に再開する新指針を発表したことを受け、東京市場でも買いが先行した。だが、買いの中心は短期筋の先物市場での買い戻し。分散投資を得意とするファンドの目線はむしろ安定を取り戻した債券市場に向かう。
17日の日経平均は大幅高となり、1万9897円と3月6日以来の高値をつけた。トラ...
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