メキシコ政府、経済界と対立
新型コロナ対策巡り
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【メキシコシティ=宮本英威】新型コロナウイルスの対策を巡り、メキシコで政府と経済界の対立が深まっている。政府の貧困層向け中心の対策に、経済界は2020年の実質経済成長率がマイナス10%になる可能性があると反発するが、ロペスオブラドール大統領は相次ぐ解雇を一方的に批判するのみ。感染者が急増する中で経済の落ち込みも深刻になりそうだ。
「どうして労働者を切り捨てられるのか」。ロペスオブラドール氏は8日の...
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