経団連「女性副会長」見送り
4氏内定 候補者数など制約多く
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経団連の中西宏明会長は9日、新任の副会長人事を発表した。みずほフィナンシャルグループの佐藤康博会長(67)、三井不動産の菰田正信社長(65)、三井住友フィナンシャルグループの太田純社長(62)、三井物産の安永竜夫社長(59)を内定した。新たな布陣でデジタル革新を推進していくが、多様性の象徴として検討してきた女性副会長の起用は見送った。
4氏は6月2日の定時総会で正式に就任する。任期は2期4年となる。
新体制では、昨年副会長に就いた三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の平野信行会長(68)を含めメガ...
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