今を読み解く外来種は環境に悪いのか 自然保護問題見直す契機に サイエンスライター 渡辺政隆

2020/2/22付
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日本経済新聞 朝刊
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およそ半世紀前、初夏の桜の枝には外来種アメリカシロヒトリが大発生し、毛虫が葉を食い尽くす光景が随所で目撃された。

筆者が入学した大学の生態学研究室の輪読会では、生態学者チャールズ・S・エルトンの『侵略の生態学』(川那部浩哉ほか訳、思索社・1971年、原書58年)が読まれていた。それが今や、外来種の蹂躙(じゅうりん)は一過的だったのか、アメリカシロヒトリの大発生はすっかり下火となり、エルトンの同書…

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