私の履歴書樂直入(21)中川一政先生 「茶碗はね、彫刻だよ」 沈黙の先の言葉の重み

2020/2/22付
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日本経済新聞 朝刊
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1990年に開いた個展「天問(てんもん)」の会期中、画家の中川一政(かずまさ)先生の秘書、佐々木正俊(まさとし)さんから電話が入った。「先生の体調が悪く、行けそうにない。作品を幾つか見せに来てもらえないか」との依頼だった。

先生との縁は、先生自作の道具での茶会に行ったのが始まり。その時の先生自作の唐津茶碗(ちゃわん)「富樫」は、今も目に焼き付いている。大きく、ごつごつと野武士のように武骨な風格を…

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