キリンHD、純利益64%減
前期、豪・バイオ子会社が不振 ビール販管費膨らむ
[有料会員限定]
キリンホールディングスが14日発表した2019年12月期の連結業績(国際会計基準)は、純利益が前の期比64%減の596億円だった。製造工程に問題があり出荷停止をしているバイオ子会社が大幅減益となり、オーストラリア子会社の飲料事業で約571億円の減損を計上した。20年12月期は一時的損失がなくなり純利益は回復するが、事業利益は横ばいにとどまる見通しで本格回復には時間がかかりそうだ。
業績の足を引っ張ったのは豪子会社ライオ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り882文字