私の履歴書樂直入(14)樂美術館 「公益」に込めた誇りと大義 周囲の無理解に苦しむ父 

2020/2/15付
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日本経済新聞 朝刊
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私の帰国を待たず、父は懸案だった美術館設立にとりかかっていた。

樂家には、歴代の作品や茶道具が長い歴史を通して伝え残った。単なるコレクションではない。我々はこれらに学び、創作の糧としてきた。歴代の魂が詰まっている、まさに樂焼450年の核心だ。

当時、茶道ブームに加えて海外で日本文化への興味が高まり、内外から多くの人が我が家を訪ねてきた。樂焼への期待に応えるべく、父が選んだ道が美術館設立であった。…

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