経産局、伴走型で中核企業育成 経営課題の「気づき」促す
問われる根気と本気度
[有料会員限定]
関東経済産業局が地域の中核企業の育成で新たな手法を試行している。企業の悩みに応じて解決策を提案する「ご用聞き」型の支援を脱し、経営者が気づかない課題を発掘して自発的な変革を促す伴走型のコンサルティングを導入した。各地で本格展開を目指すが、成果を生むには経営者と誠実に向き合う根気が不可欠で、現場の職員らの本気度が問われる。
2019年6月に発足させた官民合同のチームが実動を担う。有望な若手や外部から...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1003文字