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なぜいま渋沢栄一? 人を育て公利公益、変革期の道しるべ

編集委員 玉利 伸吾

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渋沢栄一が再び注目されている。「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家は、私益と公益を同時に追求する思想家でもあった。先の見えない変革期の指針として、人物や著作への関心が高まっている。

戦後、何度目だろうか。忘れられていても、経済危機が起きたり、不祥事で企業のモラルが問われたりするたびによみがえる。

このところ、再評価が進む。『論語と算盤(そろばん)などの著作がベストセラー入り。来年のNHK大河ド...

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