「育休宣言」が迫る政治変革
[有料会員限定]
2020年は「男性閣僚が初めて育休を取得した年」として日本の社会史に残るのだろうか。1月17日、小泉進次郎環境相の第1子の誕生が明らかになった。その2日前、子の誕生後3カ月で2週間分の育児休暇をとる考えを表明していた小泉氏は、「育休は既に始まった」と宣言した。
世界をみれば、国のトップや閣僚の産休、育休は珍しくはない。00年には英国のブレア首相が約2週間の事実上の育休をとり、話題になった。ニュージ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1230文字