中国の行動原理 益尾知佐子著 大胆な発想で緻密に分析

2020/1/25付
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日本経済新聞 朝刊
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中国共産党政権の対外政策の根っこにある考え方に迫ろうと試みた一冊。著者が手がかりとするのは、フランスの社会学者エマニュエル・トッド氏が打ち出した家族類型論である。それによれば中国の伝統的な家族構造は、父親が家族に対して圧倒的な権威を持つ一方、相続の面で男の兄弟は平等な「外婚性共同体家族」だという。

この家族構造を基盤とする社会の秩序には4つの特徴がある、と著者は指摘する。ひとつには、最高指導者に…

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